こんにちは!この記事では「一人で簡単にロシアの観光ビザを取る方法」を解説します。
初めてロシアのビザを調べたとき、「面倒くさ!」ってなりませんでしたか?
そしてロシア大使館のウェブサイト、見にくくないですか?
かくいう僕も書類を作るのが億劫すぎて、取り掛かるまで時間がかかりました。笑
しかしやり方さえ分かってしまえば意外と簡単で、書類を作りは1時間程で終わります。
今回はそんな一見面倒くさそうな「ロシアのビザの取り方」を超分かりやすくお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください!
ビザ申請に必要な書類

ビザ申請に必要な書類は次の4つです。
・パスポート
・電子査証申請書(EVA)
・旅行会社が発行するバウチャー
・顔写真
一つずつ細かく見ていきましょう!
パスポート
ビザの申請時には以下二つの条件を満たしている必要があります。
・有効期限が自分の決めた出国日より6ヶ月以上残っている
・少なくとも見開きで2ページ以上の余白がある
もし、有効期限が近かったり、余白が無い場合はパスポートの更新・増補をしましょう!
旅行会社の発行するバウチャー
バウチャーとは旅行の日程や宿泊ホテルなど、ロシア滞在中の情報を記した書類です。バウチャーがないと、ビザを作ることができません。
旅行会社のプランで行く場合は、会社側が用意してくれます。
対して、個人旅行の場合は、自分で取得する必要があります。
個人旅行でバウチャーが取りにくい場合は、空バウチャー発行会社からバウチャーだけ取得しましょう。僕はからバウチャーを使って、ビザの取得ができました。
記入から取得まで20分もかからずに出来ちゃうのでおすすめです。
空バウチャー発行の仕方で画像付きで解説しています。見てみてくださいね!
電子査証申請賞(EVA)
電子査証申請賞とは、インターネット上で作るビザの申請書です。
ロシア連邦外務省領事局査証専用サイトで作れます。
英語かロシア語で記入する必要があり少し厄介ですが、日本語の説明がついているので心配しないでください。また、電子査証申請書の記入方法の解説で画像付きで解説しています。不安な人は見てみてくださいね。
顔写真
パスポート用のサイズ(4.5х3.5cm)を申請用紙に貼る必要があります。
ビザを申請する4つのステップ
必要な書類が分かったら、次は実際にビザの申請してみましょう。
ビザの申請するステップは次の4つ。次の順番で作業をすればスムーズにビザ取得できますよ!

次からは、申請が少し面倒くさい、バウチャーと電子査証申請書の取り方を画像を用いて説明します。
出来る限り丁寧に説明しているので、「不安だよ」「英語があまり得意ではないよ」という人はぜひ参考にしてください!
➋ バウチャーの取得方法
バウチャーの取得の流れは次の通りです。

1.必要事項の記入
まず、空バウチャーを発行する会社のページ(https://www.travelrussia.su/en/visa.tourist.php)に飛び、基本事項を記入します。
基本事項の記入の仕方は下の画像を参考にしてください。

NEXTを押すと、自分のオーダーIDが出てきます。メモしておきましょう。

2.会社からのメールが届く
次に会社からメールが届くので、氏名・オーダーIDを確認しましょう。
確認して正しければ、リンクをクリックします。

3.メールのリンクから支払いをする
リンクをクリックすると、下のような支払い画面が出てきますので、緑色の “PAY BY CREDIT CARD” をクリックします。

すると支払い画面が出てくるので支払いましょう。画像に日本語での解説をつけています。

4.ページからバウチャーをダウンロード
支払いが完了すると、会社からメールが送られてきます。
メールのリンクをクリックすると、支払い前と似た画面が出てきます。
Payment Status の “Not Paid” が “Paid(Accepted)”に変わっていたら、支払い成功。
“Download Invitation” をクリックしてください。

すると、下のようなバウチャーが出てきます。これでバウチャー取得完了!!お疲れ様です!!!

➌ 電子査証申請書(EVA)の取得方法
3つ目に必要な書類電子査証申請賞(EVA)の取得方法を画像で説明します。
まずは、ロシア連邦外務省領事局電子申請用紙の入力にアクセス。
1.国と対応言語を選ぶ

一番最初に、自分の国とサイト内で使う言語を選びましょう。私の場合は、日本で日本語です。
2.パスワードを入力

次にパスワードを入力。パスワードは必ず英字と数字をそれぞれ1つ以上混ぜたものにしないとエラーがでます。
送信すると、下記のような申し込み番号がでてきます。メモして「次」を押しましょう。

3.基本的な情報を打ち込む
次からは基本的な情報を打ち込みます。
基本的には右に日本語の説明がありますが、分かりにくいところは緑・赤色で注釈をいれているので参考にしてください。

進むと、個人情報の入力です。間違いの無いように気を付けてください。

「次」をおすと、旅券情報の登録です。

次は、➌で取得したバウチャーの情報を登録する場所です。
➌のサイトでバウチャーを取得した場合は次のように登録してください。
申請画面 | バウチャー |
Name of organization | TravelRussia.su |
Address | 191036, Saint-Petersburg, Russia Suvorovskiy prospect, bld.2b, letter A, of. 206 |
Reference number | バウチャーの “Federal Register of Tour Operators” の横の番号 |
Confirmation number | バウチャーの “VOUCHER” の横の番号 |
City name | バウチャーの “Hotels” に記入されている都市 |

あともう少しです。次は、個人の連絡先についてです。緑の枠の通りに記入すれば問題ありません。

最後は、訪れるロシア連邦大使館・領事館の場所を選択しましょう。
一番下の “In JAPAN” が東京にある大使館です。

4.登録情報を確認・電子査証申請書のダウンロード

最後に、自分が登録した情報が間違っていないか確認してください。
確認後次に進むと下のような画面が出てくるので、「A4ページ形式の申請用紙をプリントする」をクリック。

すると、下のようなPDFファイルをダウンロードすることができます!少し長かったですね。

お疲れさまでした!!!!
以上の書類を持って、大使館に行きましょう!
➍ ビザはオンラインで取得できない!在日ロシア大使館での発行手順
書類の取得、お疲れさまでした。それでは早速「パスポート」「顔写真」「バウチャー」「電子査証申請書(EVA)」、(必要な人はお金)を持ってロシア大使館に行きましょう!
因みに私は東京都の在日ロシア大使館に行きました。次は大使館内での発行手順です。
※ロシアのビザはオンライン上での取得ができませんので注意してください。(代行を除く)
発行の手順
東京都の大使館では、到着後番号札を取り、呼ばれたら書類を渡して受領証(下の写真)をもらいます。

貰った受領証を後日ビザセンターのカウンターに渡したら完了です。引き取る際は番号札を取る必要はありません。そのままカウンターに行きましょう。
大使館のある都道府県の場所とアクセス方法はこちらから。
ビザ発行にかかる費用

ビザ発行にかかる費用は基本的に0円です。驚きですね。
ただし、10営業日以内の短期間で発行する場合は下記の通り別途料金がかかります。
私は10,000円支払って翌日取りに行きました。笑
取得日数 | 11営業日以降 | 4~10営業日 | 1~3営業日 |
費用 | 無料 | 4,000円 | 10,000円 |
※1~3営業日の場合、基本的には翌営業日には出来上がっていますが、担当の人に確認を取るようにしてください。
在日ロシア連邦大使館一覧
東京:在日ロシア連邦大使館
基本情報
住所 | 〒106-0041 東京都港区麻布台2-1-1 |
---|---|
電話番号 | 03-3583-4224 |
FAX | 03-3505-0593 |
業務時間 | 9:00~12:30 14:00~18:00 (夏季は17:30まで) ※ビザ申請・受取は12:30まで |
定休日 | 土日、ロシアの祝日 2018年のロシアの祝日はこちらから |
地図
札幌(北海道1):在札幌ロシア連邦総領事館
基本情報
住所 | 〒064-0914 北海道札幌市中央区南14条西12丁目2-5 |
---|---|
電話番号 | 011-561-3171 |
FAX | 011-561-8897 |
業務時間 | — |
定休日 | — |
地図
函館(北海道2):在函館総領事館分館
基本情報
住所 | 〒040-0054 北海道函館市元町14-1 |
---|---|
電話番号 | 0138-24-8201 |
FAX | 0138-24-8202 |
業務時間 | — |
定休日 | — |
地図
大阪:在大阪ロシア連邦総領事館
基本情報
住所 | 〒560-0005 豊中市西緑ヶ丘1-2-2 |
---|---|
電話番号 | 06-6848-3451 |
FAX | 06-6848-3453 |
業務時間 | — |
定休日 | — |
地図
新潟:在新潟ロシア連邦総領事館
基本情報
住所 | 〒950-0078 新潟市万代島5-1万代島ビル12階 |
---|---|
電話番号 | 025-244-6015 |
FAX | 025-244-6077 |
業務時間 | — |
定休日 | — |
地図
よくある質問
最後に、よくある質問を抜粋して回答します。
もし、「質問したいことがある!」という方は、コメント欄もしくはTwitter(@pocho_jp)のDMまでご連絡ください!
ロシアの祝日はいつ?
ロシアの祝日は以下の通りです。
1月 | 1、2、3、4、5、7、8日 |
---|---|
2月 | 23日 |
3月 | 8日 |
5月 | 1、9日 |
6月 | 12日 |
11月 | 4日 |
※祝日が土日に重なる場合は、次の月曜日が振替休日となります。
ビザの条件は緩和されたの?
2017年8月8日より、ウラジオストク沿岸部の観光ビザのみで、アライバルビザ制度が開始されました。
出入国を以下の沿岸部から行う場合、アライバルビザを利用できるとのことです。
私はアライバルビザの制度を使っていないので、きちんと確かめて申請を行ってください。
心配な人は、出国前にビザを取得しておいた方がいいでしょう。
参考ページ:ロシア連邦外務省領事部ウラジオストク自由港を訪問するための電子ビザ取得
沿岸部一覧
空路 | ウラジオストク「クネブニチ」 |
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海路(港湾) | ウラジオストック、ザルビノ、ペトロパブロフスク カムチャツィキー、コルサコフ、ポシエット |
鉄道路 | ポグラニーチヌイ、ハサン、マハリノ |
自動車道路 | ポルターウカ、ツリー ロッグ |
ビザ発行代行とは?
ロシアのビザを代理で取得してくれる会社のことです。
領事館が無い地域に住む人や、仕事で忙しい人向けの便利なサービスとなっています。
私は使用していませんが、実績も十分な会社が豊富にあるので検討してみてもいいかもしれません。
おわりに
いかがでしたか?
今回はロシアのビザの取得方法について説明しました。
意外と簡単だったでしょう?
その他、ロシアの情報はここから、ロシアでの生活はここからお伝えしています!
気になったらついでに読んでみてくださいね~!
ぽちょ